2009/04/01

App Store プロモーションコードの発行

App Store プロモーションコードの発行と使用方法について
書いてあった記事があったので抜粋しました。

以下抜粋---------------

前回飛ばしてしまった第5回です。ポイントは、

プロモーションコードは1バージョンにつき50個まで
有効期間は28日間
プロモーションコードを発行できるのは審査通過後
使用状況に関するデータは(少なくともリアルタイムには)提供されない(販売レポートには記載される?)
(原文)App Store Lessons: Creating and Redeeming Promo Codes

新しく導入されたプロモーションコードによって、今後はレビュワーにアプリを送るためにあの複雑怪奇なAd-hocディストリビューションを使ったり、レビュワーのためにiTunesクレジットを購入したりする必要はなくなるわね。これまで使われていたこの2つの方法は、トラブルの種以外の何者でもなかったわ。Ad-hocコードの登録は悪夢のような事務仕事だったし、iTunesクレジットはアプリの金額ピッタリ購入することができなかったわよね。レビュワーは税金分だけは払うハメになったり、最悪の場合はアプリを自腹で買うことになったりしたものね。

でもプロモーションコードがあれば、iTunes Connect にログインして、コードを発行して、それを必要な時に送るだけで、よりよいプロモーションを実施することができるわ。昨日の記事では、プロモーションコードがいったいどんなものなのかが紹介されていたわね。今日は、開発者の視点からプロモーションコードについて見てみましょう。

プロモーションコードの制限
気の向くままにいつでも自由にコードを発行することはできないわ。コードの発行にはそれなりの制限があるの。注意すべきポイントを以下に簡単にまとめてみたわ。

コードを発行するためには、裏でコードを売買してアップルのマージン30%を中抜きすることを禁止する、契約書に同意する必要がある。
アプリのそれぞれのバージョンにおいて発行できるコードの数は50個まで。この限りあるコードを使って最大限の効果を上げるマーケティングプランを練ってね。50個以上のレビュー用アプリが必要になるなんてことは、巨大企業でもないかぎりそんなことは滅多に起こらないわよね。この点では、アップルは気前がよいと思うわ。
コードの有効期間は28日間。だから、たとえアプリのリリース時やメジャーアップデートの際に手持ちの1ダースのコードがもの足りなく思えたとしても、勢い余ってすべてのコードを一度に発行してしまったりはしないようにね。
コードはアメリカ限定。今のところアメリカ以外では使えないわ。
それぞれのコードは一回だけ使用可能。一度使われたコードは、別の人が再利用することはできないわ。
アプリの「試写会」もOK。アプリが発売可能な状態になれば、リリース日前でもコードを使うことができるわ。アプリが”Ready for Sale”の状態になれば、いつでもプロモーションコードを配ることができるの。リリース日を延ばしてその間にプレビュー用のアプリを配れば、発売前に口コミで噂を広めておくこともできるわ。
何か問題があったら、プロモーションコードに関するサポート窓口 devprograms@apple.com まで問い合わせましょう。
プロモーションコードの発行の仕方
プロモーションコードは1つだけでも、何個かまとめて発行することもできるわ。どのアプリのコードを何個発行するかは、あなた次第。28日間の有効期間を考慮して、いくつのプロモーションコードをいつ発行するかを見積もる必要があるわ。

まず最初に、iTunes Connect にログインしましょう。メインページに”プロモーションコードのリクエスト”という新しいメニューが追加されているわね。このメニューをクリックすると、プロモーションコードを発行するための新規ウィンドウが開くわ。このウィンドウで、コードを作成したいアプリケーションと、コードの数を選ぶの。50個の割り当てのうちあといくつ残っているかもこの画面で分かるわね。「Continue」ボタンをクリックするとコードが発行されるわ。もしまだ”iTunes Connect Promotional Codes Contract”に同意していないなら、コードを発行する前にそれに同意するように表示されるわ。

最後に、”Download Codes”をクリックすれば、新しく発行されたコードが書かれたテキストファイルをダウンロードできるわ。1行1コードよ。

プロモーションコードを使用する
コードの使い方は簡単よ。”Redeem”ボタンをクリックするだけ。iTunes Store のメインページ上の方の右側にあるでしょう。このボタンは、Gift Card や Startbucks プロモーションコードを使うときと同じボタンね。コードを入力して、ボタンをクリック!後は自動的にアプリがダウンロードされるわ。

開発者としての意見を言わせてもらうと、私の見る限りコードの使用履歴や最新の使用状況が分からないのが残念ね。将来的には改善されるかもしれないけど。コードの使用実績に関しては多分フィナンシャルレポートには記載されるでしょうけど、コードが正しく使われたかどうかは知るすべがなかったわ。しかも、アップルのプライバシーポリシーは、プロモーションコードを使ったのが誰なのかも教えてくれないでしょうね。

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抜粋元:http://iphone-dev.ensites.net/archives/category/appstore

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